教育活動

主な授業

被服学 Ⅰ 被服学 Ⅱ 被服機構学実習
被服学実習Ⅰ 被服学実習Ⅱ 被服化学実験
 (非常勤講師)
   (以上学部)
被服学特論 被服学演習(大学院修士課程)
被服生活学研究 (大学院博士課程)

教科書

  • 衣生活の科学 間瀬清美/薩本弥生編著 分担執筆 アイ・ケイコーポレーション 2015.3
  • ビジュアル衣生活論 岡田宣子編著  分担執筆  建帛社 2010.9
  • 衣生活の科学 谷田貝麻美子/間瀬清美編著 分担執筆 アイ・ケイコーポレーション 2006.3
  • 被服材料学改訂版 酒井豊子他 分担執筆 実教出版 1990.10
  • 平成27年度小学校 家庭科 分担執筆 開隆堂
  • 平成26年度高等学校 家庭基礎・家庭総合 分担執筆 東京書籍

卒業論文

平成27年度

・動画資料の活用によるミシンを用いたものづくり

・野球のユニフォームパンツの洗浄性に関する研究

・ブラジャーの違いがもたらすバストシルエットへの効果

・三次元計測による靴の内部形状と着用感に関する研究

・温熱特性からみる医療用ウィッグに関する研究(修士)

平成26年度

・がん治療の脱毛時に使用するウィッグに関する研究ー購買行動と着用実態の視点からー

・きものの良さを味わう教育プログラムの提案ー通過儀礼に着目した公立中学校での授業実践ー

・針と糸を使った制作学習の実態と
ICT活用の提案ー教員養成系学部の講義事例ー

・布を用いた製作学習の実態とICT活用を用いた改善への試み(修士)

平成25年度

・乳がん術後の衣生活の推移

・パンティストッキングとタイツの紫外線防御能

・幼児の衣生活における着脱と自立支援

・衣服の違いが母乳授乳時の母親に与える影響

・女子学生の衣服の購入・廃棄に関する研究

・肢体不自由の子供たちのための衣料の工夫と開発ー身体障害のある子どもにも介護する人にも優しく、 着心地の良い衣料を考えるー(修士)

平成24年度

・かぎ針編みの制作活動と手指動作の分析

・夏用肌着の温熱的快適感に関する研究

平成23年度

・術後乳がん患者の補整下着に関する調査の分析

・授乳ブラジャーの機能性と着用感に関する研究

・ゆかたの着装を題材とした教育プログラムの提案

平成22年度

・授乳用補整下着の衣服内気候と着用感に関する研究

・浴衣の着装を題材とした授業実践の試み

・透けの評価方法に関する研究-裏地による透け防止効果-

平成21年度

・女子高校生と女子大学生の違いから考察する着装がもたらす効果とその役割

・布を使ったものづくり学習の実態と意識の分析

・柔道衣に付着する汗成分と臭気の分析

・夏用肌着の着用性能に関する研究

平成20年度

・ヒール靴による階段昇降への影響に関する研究

・学力・生活の自立と手指の巧緻性の関係

・術後乳がん患者の衣生活の現状と課題

平成19年度

・児童の手指の巧緻性に関する研究

・大学生の意識から考察する被服製作実習の意義

・フレアスカートの動的シルエットに及ぼす裏地の影響

・透け防止における裏地の役割

平成18年度

・音楽の嗜好と着装行動に関する研究

・ブラジャーの購買行動に関する研究

・洗濯によるブラジャーの性能比較に関する研究

・ミュールによる歩行への影響に関する研究

・補助具の使用がミュール着用時に及ぼす効果

・被服行動における自己表現と自己形成に関する研究(修士)

平成17年度

・フレアスカートの形状に及ぼす裏地の影響

・被服による自己呈示に関する研究

平成16年度

・着用快適性に裏地が及ぼす影響に関する研究

・スカートの形状と動作性に及ぼす裏地の影響

・痩身嗜好に関与する要因についての研究

・子ども服のブランド・メーカーに対するイメージと実態

・異性間恋愛と被服行動に相互にみられる関係と作用について

平成15年度

・生活体験が手指の巧緻性に及ぼす影響

・高校生の被服購買行動と生活実態

・痩身嗜好が被服行動へ及ぼす影響

・幼児衣料の購買行動の特徴

・着用実験による裏地の着用快適性に関する研究

・モデル実験による裏地の機能性に関する研究

 

ゆかたの着装を通した国際交流

平成22年度より、横浜国立大学薩本弥生先生に協力して海外ゆかたワークショップを開催しており、きものを通した国際交流を行っています。その他、学内で年に数回、短期留学生にきものやゆかたを紹介しています。

平成27年度

  今年度のワークショップは、9月15日から25日まで森や湖など自然豊かなフィンランド共和国で開催しました。参加メンバーは、横浜国立大学から薩本弥生先生はじめ院生3名と埼玉大学から私と院生1名の6名でした。ヘルシンキでは在フィンランド日本国大使館で一般市民・学生、大使公邸においてはInternational Women's Club,Helsinkiの外交夫人、その後国鉄で移動しヨウツェノ学院では日本語やその他の外国語を学ぶ学生、さらにフィンランドの中部に位置するオウルに飛び、横浜国立大学との提携校University of Ouluの大学生とOulu International Schoolの生徒たちを対象としました。ワークショップでは総計190人にきものの講義の後、浴衣の着装を楽しんでいただきました。

  今回は、参加メンバーが少ない上に移動が多く、しかも対象者が小学生から大人までと幅広かったため、対象者に応じたプログラムと浴衣を準備しなければならない困難が伴いました。その分、各人の役割と責任が重く緊張しましたが、ワークショップ後の充実感は最高のものになったように思います。全ての受け入れ先で周到な準備と心をこめたもてなしを受けて嬉しく思いました。前半にはトラブルが重なりましたが、日本国大使館とヨウツェノ学院より助けていただき、無事しのぐことができました。

  ワークショップの開催に当たり、在フィンランド日本国大使館 篠田大使ご夫妻と中張有紀子様はじめ館員の皆さま、ヨウツェノ学院 校長Ms. Ulla Huhtilainenと中川由紀先生、University of Ouluの Prof. Seija Jalagin、Ms. Miia JuusolaおよびMs. Henna Rannapa ̈a ̈、Oulu International School校長Ms.Raija PerttunenとMs. Anne Linna その他、多くの関係者にご尽力いただきましたこと感謝します。最後になりましたが、オウル大学に橋渡し下さり、もろもろサポート下さいました横浜国立大学山本泰生先生にお礼を申し上げます。

 

在フィンランド日本国大使館(9月16日)

 

 振袖の着付けに孤軍奮闘中の薩本先生

 初回を4名で乗り切り、少し自信をつけました。


 

大使公邸にて(9月17日)

シェフが腕をふるった食事と緊張をほぐすワイン

日本文化に始まるきもの紹介の講義

 

大使ご夫妻を囲んで-International Women's Club,
Helsinkiの皆さんと記念撮影

 

 

ヨウツェノ学院-午前・午後2回(9月18日)

 

先生・学生さんの出迎えと寮では夜食を準備して
いただくなど、心のこもったもてなしをいただいた。


講堂にての講義場面。中川先生の通訳で
きものと帯の紹介

 

 
女性グループの着装 

 
男性グループの着装



集合写真



 

オウル大学‐午前・午後2回(9月22日)

 

 

堂々と着付けを示範する院生

 

コーディネータの通訳による
振袖の紹介

  

モデル役の院生と
着付け担当の院生

 

 

着装の様子

 

着装の様子

 

集合写真

 

 

オウルインターナショナルスクール午前・午後2回(9月23日)

 

Oulu International School Facebook より


Grade 7の生徒に合わせて、急きょ後発組が小さめの浴衣を追加で運搬しました。平成23年度イギリスWSで行った手裏剣の折り紙ワークを組み込みながら、きものの畳み方を実演しました。アニメを通して生徒たちは忍者へのなじみも深く、大いに盛り上がりました。


最終日 参加メンバーとオウルのホテルで朝食

平成26年度

シドニーにあるUniversity of New South Wales, University of Technology, Sydney の2大学と Sydney Girls’ High School でワークショップを開催しました。開催地が南半球のため時期をずらして3月とし、プロジェクトメンバー4名(横浜国立大学 薩本弥生先生、山梨県立大学 斉藤秀子先生、茨城キリスト教大学 扇澤美千子先生、私)と大学院生ら6名の総勢10名が参加しました。2大学は本学宇田和子先生の橋渡しにより、高校は在シドニー日本国領事館の推薦・紹介により、ワークショップが実現しました。

薩本研究室が、日本の伝統的模様に焦点を当てた新プログラムを開発し、内容の充実度が増しました。本研究室から参加の院生2名は振り袖と紋付・羽織袴姿で登場して注目を集め、ゆかた着装のデモンストレーションと解説を分担しました。

「シドニー英語と多文化研修」の引率でUNSW滞在中の宇田先生、 埼玉大学からの短期留学の学 生20名とUNSWとUTSで合流し 、彼らもきものを通した文化交流を体験しました。SGHSでは日本語を学ぶ生徒27名がゆかたの着装を楽しみました。日本語教師のGenevieve Ma先生には実に親切にしていただき、東京での再会を約束して別れました。

どの受入れ校も周到に準備下さり、歓迎を受けてオーストラリアが大好きになりました。 開催にあたり、UNSWのGary De Souza氏とUTSの平井泰氏のご尽力に感謝します。


着装のデモンストレーションと解説をする院生


終了後タクシーを待つ プロジェクトメンバーと
Belle さん

UNSWの劇場で着付けに挑戦する参加者


薩本研の院生による解説ときものの実物紹介
(SGHSにて)


校庭での記念撮影(SGHSにて)


参加者・研修生・プロジェクトメンバーの集合写真
(UTSにて)

平成25年度

アメリカオレゴン州ポートランドにある、日本語を学ぶ4校の中学・高校のクラスに出向いて、ワークショップを開催しました。大妻女子大学阿部栄子先生による振袖の帯結びの実演と佐原亜子さんによるお茶の点前・解説を行って、代表者に体験の機会を提供できました。本研究室からは1名の学生参加でしたが、着付けの示範を全回担当して大活躍でした。開催にあたり薩本先生の現地在住の御親戚と在ポートランド領事事務所にご尽力いただきました。


阿部先生による振袖の帯結びの実演


佐原氏によるお茶のお点前と解説


ゆかたの着付けを演示する学生

平成24年度

サンフランシスコのWest Portal Lutheran School, South San Francisco High School, San Francisco State Universityの3校でワークショップを開催しました。  本研究室からは学生と関係者総勢11名が出向き、ゆかた運搬も一部担当しました。 ワークショップの合間には授業を見学させてもらい、日本の学校との違いを感じとることができました。 協力校との橋渡しをして下さった惠さんは、ビジティングスカラーとしてUC Davisと SFSUに留学した時以来の友人です。学生たちが惠さんの御嬢さんに振袖を着せてあげると、とても喜んでくださいました。


着付けを教わる中学生


講義を聴く高校生


San Francisco State Universityにて記念写真


平成23年度

南回り航路で23時間かけてロンドンに到着し、電車で2時間余のUniversity of Loughboroughと そこからタクシーで1時間の所にある中学校Blessed Robert Sutton Schoolでワークショップを開催しました。研究室の学生が全員参加し、ゆかたの着付けの示範と振袖の着付けを担当しました。


折り紙の手裏剣で遊ぶ生徒たち


Blessed Robert Sutton Schoolにさようなら


University of Loughboroughで振袖について
講義する薩本先生


平成22年度

上海でのゆかたワークショップ開催のため、研究室の学生1名と現地に向かいました。 大妻女子大学短期大学部呑山委佐子先生(当時)が、 若者を中心とする中国人と在中日本人の参加者を前にきものの歴史と文化を講演し、その後、ゆかたを着装してもらいました。参加者は、ゆかたを着て魯迅公園を散歩し、写真を撮り合い大喜びでした。
    開催にあたり在上海日本国総領事館より、支援をいただきました。


被服学実習作品によるファッションショウ

院生TAの佐々井君と技術教育専修の伊藤君の尽力で、平成22年度・23年度の2回、被服学実習の作品によるファッションショウをエデュスポにて行いました。 司会・音響・映像は伊藤君、 オープニングはサークル等によるダンス、 エンディングでは佐々井君による音楽と映像が花を添えてくれ、教育学部らしいショウとなりました。2年目は、学年を超えた学生の参加により、規模が拡大し内容も充実しました。
    学部長、家政教育講座をはじめとする先生方、学生、研究室の卒業生にも見ていただきました 。

平成23年度


第1部 和の魅力(被服学実習Ⅱ)


第2部 シャツでショウ(被服学実習Ⅰ)
(東日本大震災により、授業時間が確保できず浴衣をあきらめて甚平制作となりました)

 


出演者による記念写真

 

平成22年度


1年生のダンス


研究室学生によるピンワーク

 

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